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gnuboyを使ってみる。

紆余曲折

 jornada 568を買った頃からGameboyしてみたいと思ってはいたのですが,なかなか,暇もなく,探してもいなかったのですが,ちょっと,暇ができたんで,やってみました。
 まず,gnuboy CE 0.9.13-0.7 for iPAQを落としてきて実行してみました。
 けど,遅い…
 
 次に,gnuboy CE 1.0.3r2 jornada 7x0を落としてきて実行してみました。
 こっちのほうは,HPCようなので,画面が表示されません。どうやら,まん中に表示しているようです。
 ということで,ソースも落ちていたので,BitBlt()・StretchBlt()しているところの原点を,0,0にしてあげてコンパイルしました。
 快適に動作します。でも,ボタンが反応しません…
 
 というわけで,画面の表示・ボタンの処理の処理をiPAQから,jornada 7x0へ移植してあげて,jornada 568でうごくようにしました。

修正内容

準備

  1. iPAQとjornada 7x0のソースを取得します。
  2. 取得した,ファイルを展開します。
jornada 7x0のをベースに下記の修正をします。

リソースの修正

  1. メニューの部分をiPAQから,jornada 7x0にコピーします。

ソースの修正

  1. gapi.cppのvid_xxx関数とjoy_xxx関数をiPAQからjornada 7x0にコピーします。
  2. wce.cppの画面サイズに関連する処理(CheckMenuRadioItem等)を修正します。

zlibのすげ替え

  1. ソースに同梱されているzlibが1.1.3なので,1.1.4に置き換えます。
  2. errno.hを持ってないので,zconf.hで,NO_ERRNO_Hを定義します。

コンパイル

 以上の修正物をしたものをsys/wce/gnuboy.vcwを開き,コンパイルします。

ボタンについて

 jornada 568は,ボタンは以下のようになっているので,gnuboy.rcの修正の際に参考にしてください。
ボタンjornada 568genio e550G
up3838
down4040
left3737
right3939
hotkey1212(0x00D4)193(0x00C1)
hotkey2213(0x00D5)194(0x00C2)
hotkey3209(0x00D1)195(0x00C3)
hotkey4210(0x00D2)196(0x00C4)
enter211(0x00D3)134(0x0086)
recode214(0x00D6)197(0x00C5)
※おまけで,genio e550Gの情報も追加しました。

ダウンロード

インストールの仕方

  1. \My Documents\gnuboyディレクトリを作成します。
  2. gnuboy.exeとgnuboy.rcを\My Documents\gnuboyにコピーします。
  3. 必要に応じてgnuboy.rcを編集してください。

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更新日:2004-12-26 QVE00513@nifty.com inserted by FC2 system